運動嫌いでもダイエットに成功できる【自粛中のコロナ太り対策】

ダイエット中の運動

・ダイエットしたいけど、コロナ自粛で自宅待機しなくちゃいけなくて運動できないから、今はダイエットお休み!
・痩せたいけど、運動音痴だし運動も好きじゃないし、ダイエットは無理かな。
・きつい運動したくないから私にはダイエットは無理

コロナ禍の今、こんなこと考えて着々とコロナ太りしていませんか?

私は10年近くリバウンドを繰り返してきましたが、ダイエットについて本気で勉強をしたら半年で20キロ以上のダイエットに成功しました。
コロナで自宅待機ばかりの毎日ですが、運動を1ミリもしなくて痩せ続けています。

もちろん運動した方がいいけど、運動しなくても痩せます。

もくじ

  • 1・有酸素運動(ジョギング・水泳)をしなくても痩せる理由
  • 2・有酸素運動すると得られるメリット
  • 3・無酸素運動(筋トレ)をしなくても痩せる理由
  • 4・無酸素運動すると得られるメリット
  • 5・コロナ太り知らずの最強エクササイズ
  • 6・参考文献

1・有酸素運動(ジョギング・水泳)しなくても痩せる理由

有酸素運動をすると、食欲が増すから。
体脂肪を燃やす目的としてはかなり効率が悪いので、有酸素運動で食欲が増すデメリットの方が大きい。
糖質制限や脂質制限等の食事制限をした方がはるかに効果が大きいです。

「プールで1時間泳ぐ」というダイエットをやったことがありますが、終わった後の暴力的な食欲に襲われ、泳いで消費したはずだから食べてもいいかな食欲が増してしまっい、結果的に全然痩せなかったという経験があります。

最近のダイエットに関する本を読むと、有酸素運動は蓄えてしまっている体脂肪があまり燃えない上に食欲が増してしまうので、過度な有酸素運動をダイエット目的でやるのはおすすめしていません。

2・有酸素運動すると得られるメリット

ダイエット目的では一般常識程効果がありませんが、有酸素運動をすると精神的にリフレッシュする効果があります。ストレス解消効果です。

「体重を減らそう」と思って有酸素運動をすると食欲が増すし、努力に対しての効果が食事制限に比べると無いので、「ストレスを解消できるし、血流も良くなるから早歩きしよう」という意識でやるのは良いと思います。

ストレスはダイエットの天敵で、ストレスを感じると出るコルチゾールという物質も食欲を増す作用があるので、適度に有酸素運動をするのがメンタルに良いと思います。

ちなみにランナーが感じるランナーズハイは性行為の次に快楽物質であるドーパミンが出るそうです。
ランニングにハマる人がいるのはこの為ですね。

それでももし有酸素運動をやるとしたら、筋トレをした後の方がいいです。
エネルギーは最初糖から使われて、使い切った後に脂肪が燃え始めるので、まず糖質を筋トレで使い終わってから有酸素運動をすると、最初から体脂肪燃焼に取り掛かれます。

3・無酸素運動(筋トレ)をしなくても痩せる理由

ダイエット、減量目的で筋トレをやる人は基礎代謝アップを目的としている人もいると思います。
ただ、最近の研究では、代謝の80%が内蔵による代謝で、筋肉による代謝はわずか18%にしかならないので、脂肪を燃やしたり代謝を上げるためだけに筋トレをやっているのであれば、効率が悪いと言えそうです。

4・無酸素運動すると得られるメリット

・筋トレをすると、体のラインが美しくなり「ボディメイク」ができます。

・筋トレをすることで、脂肪を燃焼してくれたり肌を美しくしてくれる「成長ホルモン」が出ます。

体脂肪を燃やす、という目的ではあまり効率が良くありませんが、同じ体重でもダルダルのお腹よりは、引き締まって筋肉のラインがうっすら見える体の方が美しいと思います。
女性が美しく見える為には、体重が軽いというよりも「くびれがある」という要素が非常に重要なようです。
「くびれ」は胸とウエストとお尻の差なので、大胸筋とお尻を鍛えることでくびれが作れるます。
この様に、「ボディメイク」という点では筋トレはかなり有効です。

5・コロナ太り知らずの最強エクササイズ

全てを踏まえて一番推奨されているエクササイズが、NEAT(ニート)という非運動性身体活動による消費エネルギーを上げることです。

NEAT(非運動性身体活動)とは、家事や日常動作の立ち座り、階段の上り下り等の、日常の中で生まれる活動によるエネルギー代謝全般のことです。

以前リバウンドを繰り返してた時の私は、家ではゴロゴロして家事もほとんどやらないで、ベッドかソファで寝そべって漫画や映画を見ていて、たまにジムに行って少し筋トレと1時間早歩きをして運動をした気になって帰ってきて、疲れたのでまたベッドかソファでゴロゴロして、翌朝ジムの成果がでているかなと体重計に乗っては「あんなに運動したのに減っていない。私は動いても痩せない体質なんだ」とモチベーションを下げる日々を送っていました。
ジムの会費は月2、3回しか行かないのに1万円前後。
そのお金をお払うくらいだったら、日常生活の活動量を上げてNEAT(非運動性身体活動)で体脂肪を燃やす方がよっぽどダイエットに効いていました

ジョギング20分とほぼ同じカロリーを消費する為に必要な日常生活の動作

皿洗い 10分 20kcal
掃除機をかける 15分 33Kcal
料理 30分 66kcal

これ、毎日やっている家事ですよね?
家事を念入りにやったり、座らないで立っている時間を増やすだけで、ジムに行って消費するカロリーが消費できます。
おうちもキレイになるし、食事もダイエットに良いうえに美味しいものが食べられるし、一石二鳥です!

6・参考文献

『運動指導者が断言!ダイエットは運動1割、食事9割』森拓郎氏著 (株)インプレス
10年程ダイエットでリバウンドしてダイエット難民だった時に目覚めさせてくれた著者の方の一人、森拓郎さんの本です。
スポーツジムでトレーナーをしていらっしゃる森拓郎さんが、ジムに通う生徒さんを見て、食事と運動でどちらをより優先すべきなのかということをわかりやすく書いてくれています。

10年程のダイエット難民期間でリバウンドを繰り返していた暗黒時代を抜け出すきっかけになったダイエットの勉強で参考になった本をこちらでまとめています。